スタッフさんの研修のことで、ちょこっと思い出話を。
うちのスタッフさんの導入研修は、基本5日間としていますが、こればっかりは人それぞれ。
5日間で終わる人、5日以上かかる人、はたまた5日前にはもう大丈夫という人も。
そんな中で、去年新しく仲間になったスタッフさん、仮にQさんとしましょう。
そんなQさん、こんなことを書くと本人には悪いとは思いますが、今までの研修の最長記録樹立!
なんと6ヶ月。
まあ、ここまでずれこんだのには、いろいろ理由はあるのですが、今になって思えば、よく半年耐えたと思います。
私や研修インストラクターからは、ここはダメ、ここはもうちょっとこうしたほうがいい、など連日、指摘を受け続けました。
正直、いつまでも研修を続けていてもしょうがないし、もうちょっと様子を見て、それでもだめだったら決断しなくちゃいけないなとも考えていました。
でも、このQさん、根性があるし、いくら言われてもへこたれない。
また、決して弱気な発言はしない。
そんな姿を見ているうちに、こうなったらどんなことがあっても一人前にする、どんなことがあっても辞めさせないという固い決意をしている自分に気がつきました(笑)
あとあとになって、Qさんから聞いた話ですが、私からもう辞めろと言ってほしかったそうです。
なんで言ってくれないんだろうとも。
そんなこんな、いろいろなことがありましたが、今のQさんは一人前です。
どこのお客様へも自信をもって連れていけます。
そんなことを考えると、その人がどうこうじゃなく、人を育てるって、こちら側の教え方、導き方次第だなということ。
人間誰でもまったく同じではありません。
みんな同じように教えるのではなく、その人に応じた育て方が大事だと思います。
その人のいいところ、優れているところを見つけてあげて、それが活かせるように導く。
そして、簡単に諦めない。
それが人を育てるっていうことかなと思います。
もし、自分のスタッフがダメだと感じるとしたら、それは教える側の能力、努力不足だと思います。
ダメな人間なんていません。
社員教育でも子育てでも、これは同じですね。
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本文とはまったく関係ありませんが、先日のスタッフミーティングの様子です。
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