以前ヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」が見て思ったこと。
昭和33年を舞台にした映画ですが、最近、昭和のときの事が妙に懐かしく感じられます。
懐かしいなんて書くと、年だと言われそうですが、今の平成の時代よりずっと豊かな時代だったんじゃないかなと感じます。
もちろん今の平成のほうが便利で豊かもしれませんが、昭和って人の気持ちもほのぼのとして、また社会全体も今よりもゆっくり時間が進んでいたような気がします。
今は、社会全体の物事の流れるスピードが速くなり、人間もなんかみんな忙しそうで気持ちにゆとりがありません。
気のせいかもしれませんが、みんなイライラしながら生きているように感じられます。
以前に比べ、治安も悪くなり、悲しい事件が多発し、住みにくい時代になったなあと感じているので、余計、昭和のときのほうがいいと思うのかもしれません。
以前のほうが、人も社会も優しかったなと思います。
そういえば、以前、新聞で 「ザ・ボディショップ」というハーブや木の実を原料にした天然化粧品のお店の創業者アニータ・ロディックさんという方のインタビュー記事のなかに、
「人間には七つの大罪があると言われていますが、都会人の八つ目の大罪は、スピードです。人は立ち止まって考える事をやめ、多忙すぎて他人に無関心になってしまった」
という言葉がありました。
なぜこんな時代、社会になっちゃったのかの答えが、ここにあるような気がします。
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