「やらない善より、やる偽善」
先日、ネットでこんなニュースを見かけました。
「女性の胸を触らせてもらって、その分乳がん研究に募金」7,000ドル!→受け取り拒否
http://news.nicovideo.jp/watch/nw817394?news_ref=top_topics_hard
世界乳がん月間である10月に乳がんの研究に役立ててもらおうと高額の募金を計画した男性3人組。
ビーチで女性の胸を触らせてもらえたら、その分募金するという方法を取りましたが、このビデオを公開した結果、研究機関から受け取りを拒否されました。
このIBCRFという乳がん研究財団は、受け取りを拒否したことで、乳がんになる患者さんをもしかしたら救えるかもしれない可能性を逃したとも言えます。
たしかに、募金の方法は低俗ですが、それほど目くじらを立てるほどのことではないと私は感じます。
これが違法な方法では問題があると思いますが、たしかにこの女性の胸を触らせてもらってという方法に抵抗を感じる人はいると思いますが、ある意味ユーモア、ジョークの範疇と捉えてもいいんじゃないかと思います。
まあ、捉え方は人それぞれですが・・・。
そして、他の方のブログには、このことについて次のように書かれていました。
「この世をダメにするのは、けして悪意ではない。この世をダメにするのは、偏屈な正義なのである」
本当にそうだと思います。
正義を貫くこと、それはとてもいいことです。
それには私も否定しません。
でも、それよりも人の命が救えたり、その他大勢の人にとって良くなることのほうが大事じゃないでしょうか。
正義だけ声高だかに叫ぶ人、でも実際には行動しない人。
そういう人をよく見かけます。
しかし、なにか行動しなければ、なにも変わりません。
正義を口で話していれば、なにか変るくらいなら苦労しません。
この地球上の諸問題ももっと解決されているでしょう。
今日のタイトルにも書きましたが、
「やらない善より、やる偽善」
たとえ偽善だとしても、なにも行動しないよりは、ずっといいと思います。
最初は偽善で行動していたとしても、それを続けていれば、善になるんです。
そう思います。
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