先日、成立した改正特区法。
家事代行の分野も含まれており、これにより、今まで料金面で利用できなかった人たちが利用できるようになれば、とてもいいことと思っていましたが、もしこれを実施する根本の考えが以下だったとしたら、ちょっと机上の空論なんじゃないかな?とも思ってます。
「家事代行でも外国人の就労を認める。大阪市や神奈川県などが求めていた、良質で安いサービスが増えれば家庭の家事負担が軽くなり、働く女性が増えるとの考えからだ。育児と仕事の両立支援につなげる狙いだ。」
いやいや、そういうことじゃないんだけど…(>_<)
この特区法によると、「外国人の就労範囲を拡大し、診療所の医師として勤務したり、家事代行の仕事に就いたりすることを認める」とあります。
私の仕事、家事代行に限って言うと、まあ、人にもよりますが、外国人のハウスキーパーは、概ね良い仕事をする人が多くいます。
この仕事が日本人じゃないといけないというわけでもありませんから、それはそれでいいのですが、外国人を就労する目的が、安い賃金で労働力を確保するということであれば、う~ん、違うだろうと思います。
また、
”良質で安いサービスが増えれば家庭の家事負担が軽くなり、働く女性が増えるとの考えからだ。育児と仕事の両立支援につなげる狙いだ。”
というのも甚だ疑問です。
料金が安ければ、家事代行サービスを利用する人が増える?
家事負担が軽くなるから、働く女性が増える?
それが、育児と仕事の両立になる?
ピントがずれているというか、ちょっと違うと私は思います。
この家事代行サービスの仕事を通じて、今まで多くの女性のお客さまとお話し、またその姿を見てきて、そう感じます。
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