昨日、われわれ家事代行業界に関するニュースが載っていました。
「外国人の家事代行始まる 大阪でフィリピン人が初出社」
http://www.asahi.com/articles/ASK4K5Q4MK4KPTIL016.html
家事代行目的の入国は原則的に禁止されているが、政府は家事負担の軽減などの目的で2015年に法改正。必要最低限の日本語が話せて家事代行の経験が1年以上などの条件を満たせば在留資格を与え、特区の大阪市、東京都、神奈川県で家事代行できるようにした。日本滞在は最長3年。
国家戦略特区として、家事代行目的での外国人の入国が大阪市などで認められたことを受け、フィリピン人8人が17日、家事代行大手ダスキン(大阪府吹田市)に初出社した。約2週間の研修を経て、5月から利用者宅で仕事を始める予定です。
(朝日新聞デジタルより)
前々から言われていましたが、外国人家事代行スタッフがお客様宅で仕事を始めるようになりました。
今のところ、特区である大阪市、神奈川県、東京都でスタートします。
今後、これがうまくいけば、地域も広がっていくと思われます。
今回はフィリピン人のスタッフですが、フィリピン人スタッフは諸外国、世界的に見ても、とても質がいいという評判を良く耳にします。
ぜひ、この目でどんな感じで仕事をするのか見てみたいです。
あとは仕事の質、そして会話はOKなようですが、コミュニケーションがうまく取れるかが鍵だと思います。
実は、うちの会社にも以前中国のスタッフさんがいましたが、とてもがんばってやってくれて、仕事ぶりはとてもよかったです。
日常の会話もほとんど問題もなく、大丈夫でしたが、しいて言えば、書く=文章にちょっと難がありました。
なんとか意味はわかるんですが、たまによくわからない文章の時もありました。
どうしても仕事の記録として”サービス実施報告書”という帳票を書きますので、話す、聞くだけではなく、読む、書くということも必要になってきます。
そこらへんがしっかりできれば、今回の外国人スタッフさんは問題ないと思いますが、あとはお客様が外国人スタッフを受け入れるかどうかだと思います。
これが日本が特にそうかもしれませんが、日本人のほうがいい、日本人じゃなきゃいや、というお客様が必ず一定数いますので….。
そのあたりがこれからこの外国人スタッフさんに働いてもらう家事代行業界の課題じゃないかと思います。
また、他の業界で問題になっている外国人だから低賃金で雇用できるなんて考えないでもらいたいと思います。
(今回の特区では、日本人と同じ給料という条件が国の方針で決められているので大丈夫だと思いますが・・・)
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