昨日の日曜日午前中は、今年から役員になった町内の自治会の定例役員会でした。
議題は、来月7月に開催する毎年恒例の町内会の夏祭りのこと。
自治会にとって、この夏祭りが一番大事な行事のひとつです。
ある意味、この夏祭りが終わってしまえば、自治会の仕事はそれほどないというくらいの一大イベントです。
それだけに準備でいろいろやることがあり、これから約1ヶ月は、ほぼ土日はなんだかんだその準備のために時間が取られます。
そんな昨日の役員会の中で、近隣の自治会の話になり、今はどの自治体も高齢化が進んでおり、こういった夏祭りをやりたくても、高齢者ばかりになってきたので出来ない、夏祭りはもうやってないという地区が増えてきてるしいです。
また、住民が高齢者ばかりになり、こういった自治会の役員になる人、できる人が少なくなり、自治会自体が運営できないというところも出てきているらしいです。
また、足腰が弱って、ひとりではゴミも捨てに行けないひとり暮らしの高齢者も結構増えてきているらしいとのことでした。
さらに、今後起きるであろう大地震、震災の時のために、ひとりでは避難できない高齢者やひとり暮らしの人たちを避難させたりする”支援者”を自治会で決めていた地区も、その支援予定者の人自体がだんだん高齢者になって、支援する”なり手”がいなくなってきたとのこと。
今、私が住んでいる市は、近年、若い人やファミリー層も転入してきて人口は増えてきてますけど、それでもこんな状態です。
実際、うちの仕事でも、ある町内会から、ゴミステーションの掃除やひとり暮らしのお年寄りのゴミ捨てはできないかという問い合わせをいただいたことがあります。
残念ながら、料金的に折り合わなかったので、お受けすることはできませんでしたが、こういう問い合わせがあるということは、実際こういった問題で困っている自治会があるんだなと思います。
千葉県でこんな状態ですから、地方だとさらにこういった地区が多いんじゃないかと思います。
なんか昨日の話を通じて、これからの日本の縮図を見ているようで、この先どうなっちゃうんだろうなと思った次第です。
でも、思ってるだけじゃなく、なんとかしないといけない問題だと思います。
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