明日から、新たに入ってきたスタッフさんの研修を始めます。
最近は、研修を担当してもらう専任スタッフに任せッきりだったのですが、今回は久しぶりにすべて私が担当します。
家事代行サービスで研修をやる目的は、大きく分けると、主に3つ。
1.「家事」を仕事としてやる上での考え方、心構え
2. 時間内に決められた作業を終わらせる(効率化)
3. スタッフによる作業のムラをなくす(作業の均一化)
まず1日目は、座学で仕事をしてもらうに当たっての心構え、こちら側の考えを伝えます。
「家事の代行」という仕事ですので、スタッフに応募してくる人は、ほとんど主婦の方なので、普段家でやっている感じでやればいいんだろうという、こんなことを言っては失礼なんですが、ちょっと甘い考えでいる人が時々います。
まずは、その考えを改めてもらいます。
「家でやっているままでは、多々苦情、クレームになることもあります。家でやっている感じでは、お金は頂けません」とちょっと脅しをかけます。
まあ、やること自体は、主婦の方だったら普段やっているお掃除、洗濯、アイロンがけなどが主なので、まったく未経験という内容ではないのですが、やはりお金をもらう以上は、プロとしてのクオリティが求められます。
では、なぜ普段やっている感じではだめなのか?
それは、普段家では、まず時間を意識して掃除などをしている人はいません。
(お風呂掃除を大体何分くらいで終わらせようと考えないですよね)
しかし、仕事でやる場合は、時間は常に意識してなければ、絶対時間内には終わりません。
あと、掃除ひとつとっても、人によってかなりやり方にバラつきがあります。
これも仕事としてはダメですよね。
いわゆるスタッフによって、当たり外れがあるのはNGです。
そこで、どのスタッフが行っても同じような作業ができるように、作業の標準化をしなければいけません。
でも、この最初のばらつきは、ある程度しょうがないと思ってます。
だって、家事、たとえば掃除なんて、改めて人に教えてもらう機会なんてないですよね。
だいたい親のやり方や自己流のやり方なので、バラつきがあって当たり前。
それをちょっと仕事用にアレンジします。
そんなこんなで研修が終わって、初めてお客様のところへお伺いするようになります。
しかし、なかには、挫折して研修中に辞めてしまう人も少なからずいるんですよね。
研修自体は、そんなに大変な内容ではないとは思うのですが、辞めていく人は大概自分の好きなようにやりたいというタイプが多いですね。
(作業のやり方などを細かく決められるのがいやなんだと思います)
でも、それじゃあ、好き勝手にされてしまうので、そういう方は話し合いの上、あえて引き留めはしません。
今回は大丈夫かな~?
家事代行コンセント
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