ネットでこんな記事を見つけました。
イケアが成功モデルを変革へ 家事代行サービスを買収した意味
ネット通販の拡大によって、客が店舗に来なくなった時代の顧客接点とは──。この多くの企業が抱える悩みを解決するヒントが、大手家具販売のイケアによる家事代行の米タスクラビットの買収にある。日経クロストレンドより
家具でお馴染みのイケアが家事代行会社を買収したというニュースです。
今、日本でもこの家事代行業界では、このイケアのような異業種企業がどんどん参入しています。
うちは、通常業務のほか、家事代行に関するコンサル業務もしておりますが、今までコンサルした企業さんの話を聞くと、やはり理由はここです。
「顧客との直の接点を求めて」
この家事代行という仕事は、お客様のお宅に上がり込む仕事ですので、上記のように顧客と直で接する仕事です。
また、定期的に訪問するケースが多いので、お互いの信頼関係ができてくると、お客様の声や要望等は手に取るようにわかってきます。
こういった点が、イケアを始めとした特に店舗型の会社からすると、とても魅力的なんだと思います。
ですので、今、家事代行業界では、例えば、ネット関係の会社、鉄道会社、スーパー、建設関係など、さまざまな業種から参入してきています。
また、それ以外の業種もいろいろ興味、関心があり、実際に参入を考えているところも多くあります。
しかし、実際、弊社がコンサルした企業の話を聞く限り、どうしたらいいのか、まだ手探り状態という印象を受けます。
私が今までこの仕事をしてきて感じるのは、家事代行は、うまくやれば、どの業種とでも相乗効果を得られると思います。
特にB to C の業種では、いろいろな方法で、お客様にアプローチができると思います。
じゃあ、どうやしたら、いいのか?
たぶん、そこがみなさん知りたいところだと思うんですが、
それには、まずは、ひとりひとりのお客様のことをよく知る。
お客様とひとことで言っても、ひとりひとり、みんな違います。
私自身、この仕事を通じて、いろいろなお客様と接して、
「あー、こんなことを考えているんだ、こういうことに興味があるのか、こういうことを望んでいるんだな」
などなど、いつも新たな発見があります。
そういった中で、自社(参入しようとしている会社)のサービスの強みを活かせるアプローチをしていけば、必ず良い相乗効果が生まれると思います。
さらに詳しいことを書こうとすると、この文面スペースでは書ききれないほど、たくさんありますのでここでは省略しますが、今の本業とうまく組み合わせて、考えてみる。
それが、これから参入しようと企んでいる(笑)企業さんには、必要なことかなと思います。
コメント