片づけの仕事でお伺いしていると、こんな変化を目にすることがよくあります。
それは、部屋が片づいてくると、その家に住んでいる人も変わってきます。
どういうことかというと、
片づけでお伺いし、依頼者である奥様にお話を伺うと、よく聞くのがこんな話です。
「片づけても、片づけても、子どもがすぐ散らかしちゃうんですよ。主人もシャツを脱いだら、そこらへんに脱ぎっぱなしだし…」
うーん、よくありがちなことです(笑)
そして、うちのスタッフが定期的にお伺いして、部屋もだんだん(ある程度)いつも片づいた状態になってくると、お子さんやご主人の様子も徐々に変わってくるようです。
「前は、出したら出しっ放しで何もしなかったのに、最近は子どもたちもオモチャをオモチャ箱に入れるようになったんですよ。でも、ただ放り込んであるだけですけどね(笑)。主人も一応洗濯カゴに入れるようになりました」
そんな言葉をよく聞くことがあります。
これって、どういうことなんでしょう?
おそらく、いつも片づいた空間(部屋)にいると、その状態を維持しようとする人間の心理が関係してるんじゃないかと思います。
以前は、床にオモチャやモノが置きっ放しだったり、ソファに洋服が脱ぎ捨てられてたりしてて、それがデフォルトの状態だったわけです。
それがある程度(ある程度です。小さい子さんがいれば、そんなに劇的にスッキリはしません)、片づいてくると、お子さんやご主人もその部屋の普段の様子を見て、その状態を保とうという意識が働くからじゃないかなと思います。
そう、目に見えてるものが変わると、行動にも影響してします。
そういう意味では、部屋を片づけることは、特に子どもにとって、意識や行動に良い影響を与えると言えます。
たかが片づけ、されど片づけ。
そして、一事が万事です。
やはり、人の行動はすべてに繋がっていると感じます。
そうそう、それに関連してますが、ずっと汚部屋に住んでいた人が部屋が片づいてくるにつれ、目に見えるすごい変化をするという話もあります。
それは、またの機会に書きますね。
では、また。
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