家事代行コンセントのみぃです。
先日、「私が生きているうちに…ひきこもりの中年息子、惑う79歳母」という”ひきこもり”に関する記事を読みました。
今は若い人だけでなく、中高年のひきこもりも多いそうです。
私自身の子どもの頃を思い返すと、小学生の頃、熱がある時や体調不良の時のみ、学校をお休みしました。
朝寝坊しても、ご飯を食べないと家を出させてもらえなかったので、ご飯をねこまんまにして流し込んで、走って学校に行きました。
理由もなく、「学校へ行かない」という選択肢は無かったです。
そして、今の子供達はどうでしょうか。
「頭が痛い」、「気持ちが悪い。」というと、大抵の親は「大丈夫?今日は学校休もうね」と子供に言い、学校に「お休みさせます」と電話します。
子供達は熱があるわけでも、お腹を下しているわけでもありません。
「休みたい」という前に、「親が休ませる」という判断を下しているのです。
ちなみに話は逸れますが、我が家の娘は、健康バカなのか、幼稚園から高校1年生の今でも皆勤賞です(笑)
昔は、学校に行きたくても行けない子供達で溢れていました。
兄弟の世話、家の手伝い、経済的な事情。
行きたいとか行きたくないではなく、行けるか行けないかの選択肢しかありませんでした。
いつからか、行けるのに行かない子供達が増えてきました。
そして、行かない子供達には「ひきこもり」という心の病名がつき、養護されるようになります。
学校に行かないのではなく、病気なので行けない。
無断欠席ではなく、公休みたいなものです。
低年齢化だった引きこもりは、次第に高齢化していき、今では社会人の引きこもりが増加傾向にあります。
この記事に出てくるお母様が、
「私が生きているうちに…」とおっしゃっていますが、「私が生きているうちは…」が正しいのではないでしょうか。
キツイ言い方かもしれませんが、守ってくれる人がいるから、引きこもれるんです。
外に出なくても、社会と直接関わらなくても、間接的に関わってくれる人がいるのですから。
親としての役目は、この世に子供の命を産み出し、子供を成人させる事。
自立させ、社会の一員として、生きることができるようにする事です。
成人した子をいつまでも面倒みているから、このような事になるのではないでしょうか。
親がやるべきは、見守ることは必要ですが、甘やかすことではありません。
そこを見間違えると、結果的に子どものためにならないと思います。
大丈夫ですよ!
親がいなくなったら、嫌でも自立しますから。
独立して、自立せざるを得ないんですから。
「私が生きているうちに…」ひきこもりの中年息子、惑う79歳母
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190419-00010000-nishinpc-soci&p=3
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