GWの真っ最中のこどもの日のニュースでこんな記事を見つけました。
「卒業式前の大掃除で転落死 「息子の死、防げたのでは」
https://www.asahi.com/articles/ASM4Q6SG1M4QUUPI00K.html
朝日新聞digitalの有料会員限定記事で、途中までしか読めないので、詳細はわかりませんが、今回のこの事故は、窓の庇の幅が約1メートル、手すりや柵はないところで窓掃除をしていて、転落。
残念ながら、その後、亡くなったようです。
こういった窓掃除の転落事故は、結構多いです。
「窓掃除 転落死」というキーワードでググってもらうとわかりますが、この手の転落死はとても多いことがわかります。
日本国内だけでも、これ以外に同じように中学校教諭が窓掃除をしてて転落したとか、オフィスビルで窓掃除している人の転落事故の多発しています。
また、ハウスキーピングが一般的な香港では、家政婦さんが高層マンションで窓掃除中に転落する事故が相次いだことから、家政婦さんたちが高層マンションでの窓掃除の禁止を求めるデモをしているそうです。
うちも仕事柄、窓掃除はよくやりますが、こういった危ないところでの窓掃除は極力お断りしているようにしています。
一軒家の2階には、たいてい足場がない窓がいくつかあることが多いです。
そこを身を乗り出して、拭くこともできないことはありませんが、とても危険です。
ましてや、マンションでは、もっと危ない!
特に、最近増えているタワーマンションのベランダがない窓なんて、怖くてできません。
それも20階、30階の窓から落ちたら、よほど運が良くない限り、死にますよね。
そういったことを考えると、プロでもこういった事故を完全に防ぐことは難しいので、みなさん一般の人は、極力やらないようにしましょう。
もしどうしても、こういった窓を綺麗にしたいんだという方は、一般家庭用では、こんな窓掃除用ロボットが発売されてます。
試したことがないので、どの程度きれいになるかわかりませんが…
あと、落下する心配はないのかなあと心配症の私は気になったりします(笑)
そして、よく見かけるオフィスビルの窓掃除。
あれは、私は絶対やりたくないと思う仕事のひとつですが、ああいったビルでの事故も結構多発しているようです。
しかし、ああいう仕事こそ、これからは人間がやらずに、ロボットに任せられないかと思います。
以下のような業務用の窓掃除ロボットもあるようですが、大がかりでコストもかかりそうなので、普段こういうのはあまり見かけたことがありません。
ということで、窓掃除はまだまだ人手に頼ることが多いと思いますが、もうちょっと簡素化、省サイズのロボットができれば、もっと普及するんじゃないかと思います。
今回のような悲しい転落死を少しでも減らすためにも、他力本願ですが、ぜひどこかの会社が開発してくれないかと思います。
でも、なんだかんだ言って、窓がきれいだと気持ちいいですもんね。
こういった分野でロボットがもっと活用していければ、もしかしたら私たちのような家事代行や掃除の仕事は減ってしまうかもしれませんが、こういう事故が少しでも減れば、それはそれでいいのかなと思います。
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