掃除というのは、正解がありません。
特に決まったやり方というのもありませんし、自分のやり方でいいとおもうのですが、少しでも時間をかけずに、キレイにできるかという大事なポイントはあります。
掃除の基本
掃除の「基本」として、最低限心掛けておいた方がいいポイントは、以下の3つになります。
「一方通行」
頭の中で、家の間取り図を描き、「一番動きが少なくて済む方法」を考えましょう。
無駄な努力は意味がありません。
掃除が下手な人は、往々にして段取りが悪く、目先の作業に捉われすぎてしまい、全体が見えてない傾向が強いです。
その結果、時間ばかりかかってしまいがちになります。
あらかじめ、掃除する順番を決めておき、動きに無駄がなくなるまで、ひたすらその順で繰り返しやると、だんだん時間も早くなってきます。
たとえば、
「水周り(浴室、洗面所、トイレ、キッチン)→寝室→LDK→廊下→玄関 」などのように、あらかじめ掃除する順番を決めてください。
くれぐれも、行き当たりばったりはダメです。
「上から下へ、奥から手前へ」
部屋の角、隅は、きっちりと。
これができないと、いわゆる四角い部屋を丸く掃除するようになってしまいます。
掃除する順序は、上から下へ、奥から外へ。
また、掃除する時に、いかに二度手間を少なくするかが時間の短縮につながります。
たとえば・・・
・上のほこりを落としてから、床の掃除機がけをする。
・部屋の「奥」のほうの隅のほこりを、「手前」の部屋の真ん中のほうへ寄せてから掃除機がけする。
掃除機がけをしてから上のほこり払いをしたら、せっかく掃除機がけをしたのに、また、床にほこりが落ちてしまいますよね。
やはり順番が大事です。
「拭き掃除を効率よく」
日常のほとんどの汚れは、あえて洗剤を使わなくても、拭き掃除だけで取れる場合が多いです。
順番としては、乾拭きだけできれいになれば、それでOK。
乾拭きで汚れが落ちなければ水拭き。
それでも落ちない時に初めて洗剤を使う。
ただし、水回りに関しては、必ず洗剤を使うようにしましょう。
また、フローリングの床の水拭きは、あまり頻繁にやると床(木)の寿命が短くなることに繋がります。
それほど汚れがひどくなければ、水吹きは、月に2~3回くらいでもOK。
普段は汚れに応じて、部分的に水拭きをすれば充分だと思います。
そして、水拭きした時の注意ですが・・・
水拭きのあとは、必ず乾拭き(クイックル)をしないと、逆に汚れが目立つようになりがちですので、注意が必要です。
これは文章では説明しにくいのですが、水拭きだけで終わらせてしまうと、ホコリが濡れた床に張りついてしまい、逆に汚れが目立ってしまうことがあります。
また、同様の理由で、トイレのクイックルシートで便器や床を拭いた時やガラスのテーブルを水拭きした時なども、あとで乾拭きをしたほうがいいです。
以上、掃除する時の大事なポイントを3つご紹介しました。
もちろん、この通りにやらなければいけないということではありませんが、少しでも効率よく、手間をかけないで掃除をやりたいという方はは、ちょっと参考にしください。
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