GW明けの5月8日に流れてきた、こちらのニュース。
「滋賀県の大津市、軽乗用車が保育園児13人と女性保育士3人の列に突っ込み、園児の男女2人が亡くなった事故」
https://togetter.com/li/1353032
園児2人が犠牲になってしまった事故から約2週間あまりが経ちました。
特に園児の親御さんの気持ちを思うと、同じ親として、いたたまれない気持ちになります。
その後の保育園側の記者会見では、マスコミのまるで保育園側に非があるような質問も、なんだかなあという気持ちになりました。
そんな時、ツイッターで、ある保育士さんのこんなツイートを見つけました。
保育士です。今日のおむかえ時に保護者の方に言われた言葉がどうしても消化できず、吐き出しさせて下さい。#大津市 #会見 #保育園 #大津の事故 #記者会見 #園児の列 #園長先生 #保育士 pic.twitter.com/LAF12w4icg
— サラミ (@sarami84645) May 8, 2019
この一言を発した保護者の気持ちもわからないではないんですが、いつも自分の子供を見てくれている保育士さんに言うべき言葉ではなかったなと思います。
また、保護者をこういう気持ちにさせてしまったのは、心ない質問、まるで犯人探しのような質問をするマスコミにあるんですが….。
そして、こういったマスコミの対応は、今回に限らず、毎度毎度テレビなどでよく目にする光景ですが、ワイドショーやニュースで見ていても、あまりいい気持ちはしません。
それにしても、保育園、保育士さんの仕事って、ホント大変な仕事だと思います。
人様の子供を預かり、命を預かっているわけです。
特に小さい子供だと、何があるかわかりません。
やはり人の命をあずかるということは、それなりのリスクを伴います。
決して、生半可な気持ちじゃできない仕事ですし、そういう保育士さんたちを尊敬します。
私にはなかなかできないことですし、怖くて、やろうとは思いません。
そこまでして、リスクを負い、頑張っている保育士さんたちですが、現実問題として、給与を始め、待遇面はまだまだいいとは言えません。
もっともっと待遇面、社会的地位が上るべきだと思います。
というか、そうなるようにしなければいけません。
そして、今は国を挙げて、女性の社会進出を進めています。
そういう現在の社会環境で、保育園や保育士さんがいなければ、女性は社会進出どころか、安心して、子供を預けることなんてできません。
保育園やそこで働く保育士さんがいるからこそ、女性は働くことができるんです。
これからのさらなる人口減少、労働力不足の時代に向け、女性の力は不可欠になってきます。
“これからの日本を動かしていくのは、保育園、保育士さんたちだ!”
と、決して大袈裟ではなく、本当にそう思います。
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