家事代行コンセントのみぃです。
私は、自分では全く記憶にありませんが、幼稚園生の頃、帽子屋さんになりたかったようです。
幼稚園卒園の時に作ったタイムカプセルにそう書いてあり、初めて知りました。
少し大きくなった小学生の頃は、ピアノの先生になりたかったです。
しかし、通っていたピアノ教室の先生がめちゃめちゃ怖い先生だったので、あんな怖い先生になるもんか!!と夢が閉ざされました。
(母が習い事をそう簡単に辞めさせてくれる訳がなく、その怖い先生のもとで中学2年生まで習い続けました。)
すぐに指揮棒で手を叩く、ピアノの先生を恨んだ事を今でも覚えています。
物事が少しわかるようになった中学生の頃は、幼稚園の先生 保育士さんになりたかったです。
3人の子供がいながら、こんなことを言うのはなんですが、私は子供があまり好きではありません。
小さい頃は、姉の私より何でも許されると思っている妹が嫌だったので、尚更幼い子供は嫌いでした。
なのに、なぜ当時は保育士さんになりたかったのか?
それは、みんなが「幼稚園の先生になりたいです」と書いていたから、特別将来なりたい職業がない私は、みんなの真似をして、そう書きました。
進路を考えるようになった高校生や大学生の頃は、なりたい職業というより、何をしたいかを考えたことはあります。
しかし、考えるより先に行動に移すタイプであり、もともと考えるということが苦手だったこともあり、なかなか考えがまとまらず、結局、やりたいことも決まらずじまいでした。
そもそも卒業アルバムになぜ“将来の夢を書く必要があるの?”と毎回疑問に思ってました。
(先生泣かせの可愛くない子供ですね 笑)
なぜ将来の夢を考えさせるのでしょうか?
いまだによくわかりません。
そんな将来なりたい職業や夢を思い返していると、
働くってなんだろう?
と考えたりします。
今、私には3人の子供がいます。
可愛い、可愛くないと思う暇もありません。
この子達を育てるのは、私の義務です。
私は子供達を養っていくため、収入を得るために働いています。
今やっている家事代行という仕事がやりたい仕事かと問われると「いいえ」と即答します。
まあ、片づけや掃除は苦手ではありませんが…。
しかし、日々の業務の中で、お客様の笑顔やお客様から頂く感謝の気持ちに“幸せとやり甲斐”をもらっています。
毎朝、「仕事行きたくないな~」と思っても、仕事を終え、家に着くと、「今日は疲れた!」と幸せな疲労感に浸ります。
では、「やりたい仕事は何ですか?」と問われたら、「ないです」と即答します。
本当にやりたい仕事がないんです。
やりたい仕事というより、「やれる仕事をこなしていく」が、今の私の答えかなと思います。
最近よく「やりたい仕事がみつからない」と言っている人を見かけます。
「バカじゃないの」と、私は内心思ってしまいます。
頭の中で夢を語るより、外に出て何でもやってみる。
仕事がないなら、求人雑誌を片っ端から読んで、とりあえずやってみる。
「事件は会議室ではなく、現場で起きているんです」と踊る大捜査線の青島刑事も言ってますが、
“やりたい、やりたくない”の前に、まずはやってみる!
食わず嫌いと一緒で、実際にやってみないと、それが自分に向いているのか、向いていないのか、好きなのか、嫌いなのかはわかりません。
いざやってみると、ずっと苦手だと思ってたことが意外と簡単にできたり、嫌いだと思ってたことがそうでもなかったり….と、自分の意外な一面が見えてきますよ。
まずは、あれこれ考えたり、思い悩む前に行動してみる。
そこから、見えてくるものがあると思います。
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