家事代行の仕事、やってみてわかる意外な現実とマルチタスク能力

こんにちは。
家事代行コンセントのあっきーです。

私がこの家事代行の仕事を始めて、もうすぐ丸9年が経とうとしています。
今となっては、家事代行の仕事はこんなものと当たり前に思っていますが、実際に仕事をやってみると、仕事を始める前に思っていたこととは、かなりの違いがありました。

目次

意外と孤独な家事代行の仕事

家事代行の仕事で、一番意外だなって思ったことがあります。

それは、不在時の作業が多いっていうことです。

家事代行は、共働きの世帯を対象にしている場合が多いので、当然といえば当然なのですが、はじめは、お客様とあれこれコミュニケーションを取りながら、作業するものだと思っていました。
なので、不在のお宅で、ひとりポツンと黙々と作業する現場では、想像していたことと違って、かなりギャップがありました。

もちろん、お客様が在宅中に行う場合もあるので、全てではないですけど、いろんな状況で作業する場合があるってことに驚きでした。

マニュアルはあってもないようなもの

家事代行の仕事をする時は、きちんとした研修を行ってくれる場合もありますが、働く現場はお客様宅ですから、マニュアル通りにいかない場合のほうが多いです。

家事のやり方に正解はなく、その各々の家庭にあった家事のやり方があるので、そのお宅でどのようなやり方をすれば、効率よく作業できるのか、臨機応変に考える力が求められます。

研修やマニュアルで学ぶ基本はもちろん大事ですが、さらに臨機応変に対応する応用力も必要です。

また、「毎回同じようにやりたい、自分なりの掃除のこだわりがある」という人は、一見この仕事に向いているように思えるかもしれませんが、実際は思い通りにできるケースのほうが少ないですから、かえってストレスがたまるかもしれません。

マルチタスクが求められる

家事代行という仕事は、特別な資格は要りません。
行う作業自体も専門知識が必要なものはほとんどないので、誰でもできるのが最大のメリットです。

ですが、家事くらいしかできないから…という理由でこの仕事を選ぶと、大変なことになります。

・時間内で終わるように、作業の手順や順序を組み立てる能力
・指示された通りに、ミスなく作業を遂行できる能力
・お客様の希望を聞き出し、時には的確なアドバイスをするコミュニケーション能力
・相手の立場にたったものの見方、ホスピタリティの精神が必要
・不在時は、お客様に状況をお知らせする報告書の作成が必要なので、そのための文章力
・肉体労働なので、数時間動き回れるだけの体力

こんなふうに、マルチタスクが求められる仕事です。

その分、やりがいもあります。
いろんなお宅の家事事情を知れるという面白さもあります。
(お客様宅のプライバシーや個人情報が知れるという意味ではありません)

まとめ

いままで、どちらかというとデスクワーク中心で働いてきた自分からすると、とても新鮮で面白いなぁと思うことも多いです。

びっくりするようなゴミ屋敷に遭遇することもあれば、塵ひとつないような綺麗なお宅だってあるし、いろんな人の生活事情が覗けるので、そこから学ぶことも多いです。

お客様と長い付き合いになると、なんだか自分がその家族の一員になったような錯覚に陥ることだってあります。

だから、もうかれ10年近くこの仕事を続けてこられたのかもしれませんね(笑)

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この記事を書いた人

家事代行コンセント。
千葉県で共働きのお客様を中心に家事代行サービスを提供しています。

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