”働くことの意味” 日本理化学工業 大山会長死去

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先週こんな悲しいニュースが飛び込んできました。

 

大山泰弘氏が死去 日本理化学工業会長”

 

日本理化学工業会長 大山泰弘さんが病気のため、亡くなられました(86歳)

ニュースで発表されたのは、先週ですが、すでに1か月以上前の2月7日に亡くなられていたようです。


約6~7年前に元法政大学 坂本教授の書籍「日本でいちばん大切にしたい会社」の中で紹介されていた日本理化学工業のことを知り、2013年に川崎市にある日本理化学工業の会社見学にも行ったことがあります。

 


実際、その時に大山会長から直接お話を伺い、工場の案内もしていただきました。
それだけに今回の死去のニュースはただただ悲しいです。

かなり有名なのでご存じの方も多いと思いますが、この日本理化学工業はチョークを作っている会社ですが、社員の約7割が知的障がい者という会社です。

もともと知的障がい者を雇うきっかけ、エピソードは、大山会長のこの「働く幸せ」という本にも書かれていますが、その時に考えさせられたのが、働くことの意味。

 

そして、そのことを工場見学に行った頃のブログに書きました。
”働くということ” 
https://concent2006.com/work/20130414184551

(以下一部抜粋)

働くということついて

「福祉施設で面倒みられた方がずっと幸せなのに、なぜ彼らは毎日働きに来てくれるのかわからない。」
そんな疑問を大山会長が抱いた時、禅寺のご住職がお答えになったそうです。

人間の究極の幸せは4つ。

「愛されること」
「ほめられること」
「人の役に立つこと」
「人に必要とされること」です。

ほめられること、役に立つこと、必要とされることは働くことで得られます。
これができるのは福祉ではなく企業。
また「愛」も仕事が与えてくれる。

なぜなら、相手を理解し、思いやり、励ましながら、目標に向かって力を合わせるなかから、お互いを愛し愛される関係が生まれるからです。

そういったことから大山会長はご自身の活動の正しさを知ったそうです。

また、人間の幸せは、働くことによって手に入れることができる。
このシンプルな真理に気づかせてくれたのは、彼ら障害者だったそうです。

わき目もふらず、一心不乱に作業に打ち込み、休憩のベルが鳴っても手を休めようとはしない。
なぜこんなに夢中になれるのかが大山会長も不思議でならなかったそうです。

しかし、「上手にできたね」「がんばったね」とほめると彼らの嬉しそうでもあり、誇らしげでもあるその笑顔から、人は仕事をすることで、ほめられ、人の役に立ち、必要とされるからこそ、生きている喜びを感じることができる、家や施設で保護されているだけでは、この人間としての幸せを得ることはできない。
だからこそ、彼らは必死になって働こうとするのだ、とわかったそうです。

健常者にとっては、「働く」ということは当たり前のことなので、この働く幸せは意識することすらしないかもしれませんが、これが人が働くということの意味なのかなと思いました。

なかなか普段働くことの意味なんて考える機会は少ないと思いますが、私自身は、この時の工場見学を通じて、人はなんのために働くのか、なぜ働くのかの考えるきっかけをもらったと思っています。

大山会長も最初の頃はそんなことを考えることもなかったそうですが、知的障害者の従業員たちと一緒に働いているうちに、彼らから教えられたそうです。

そういった働くことの意味、障がい者雇用について、大山会長から教えてもらった気がします。
それだけに悲しいです。。。

まだ86歳、もっともっと話を聞きたかったです。
合掌。

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この記事を書いた人

田中健司
仕事や育児等で忙しく、時間がない方に代わって、お掃除や洗濯、片づけなどの日常家事を代行する「家事代行サービス」の仕事を千葉県でしています。

会社員時代は、エンジニア。
その後、まったく真逆のアナログな仕事”家事代行”で独立。

そんな家事代行の仕事を通じて、感じたことやプライベートで感じたこと等を書いています。

家事代行サービス コンセント
https://www.kajidaikou-service.com/
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