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メラミンスポンジの使い方には気をつけて。洗剤や道具の使い方には注意!

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おいおい、メラミンスポンジをそんな使い方して、大丈夫!?

普段、洗剤や掃除道具について、お客様とお話したり、ネットなどを見ていると、洗剤や掃除道具について感じることがいくつかあります。

なかには「おいおい、大丈夫かな!?」とこちらが心配してしまうようなこと。
また、私たちからするとその洗剤や道具の使い方は、ちょっとなあ、怖いなあと思うこともよくあります。

一番多いのは、メラミンスポンジに関しての勘違いです。

メラミンスポンジは触った感じがとても柔らかいので、これでどこを擦っても傷つかないと思っている方がほとんど。
少なくとも、うちのお客様の半数くらいはそう思っています。

メラミンスポンジ最高!と思っても、実は・・・

また、ネットを見ていても、

「メラミン最高!」
「今まで落ちなかった汚れが簡単に落ちる!これは優れもの!」
「これがあれば、洗剤なんかいらない」
「魔法のスポンジ、もう手放せない!」

とSNSでも、こういった大絶賛な書き込みや投稿をよく見かけます。

それらを見るたびに、「おいおい、大丈夫か?」と思って見ていますが、どうやらメラミンスポンジを研磨剤ということがわかっていない人がとても多いですね。

たしかにメラミンスポンジは使う場所を間違えなければ、とても優れものです。
それは私も同感です。

でも・・・

洗面台などの陶器やキッチンのシンクのステンレスなど、硬い部分に使うにはまだいいと思います。
まあ、厳密に言うと、細かい傷は入っちゃうんですけど、ただあまり目立たないというだけです。

キズ入ります!光沢なくなります!

そして、一番やっちゃいけないのが、プラスチックなどの軟らかい素材に使うと、

キズが入ります!
光沢がなくなります!
その後から、すぐ汚れやすくなります!(キズに汚れが入り込みやすくなるため)

という3段セットの悲惨なことになります。

実は、メラミンスポンジの包装ビニールの裏には、とても小さい字で、”使用に適さない箇所”として記載されています。
まあ、誰もそんなところ見ないから、気づく人は皆無ですが….。

そして、よく聞く失敗例としては、

●フローリングの拭いても取れない汚れをメラミンスポンジで擦ったら、簡単に落ちたけど、後で見たら、その部分だけ色が変わってしまい、光沢がなくなってしまった。

また、笑うに笑えない話では、

●車の塗装面をメラミンスポンジで擦ったら、水垢が落ちて、良し良しと思っていたら、見事にそこだけ光沢がなくなり、色ムラになってしまった。

もう残念というか、もう元には戻りません。
上記の車なんか、もう塗装し直さなければ、直りません。

自動車などのモノでしたら、まだなんとかなりますが、こういった子供が傷ついてしまった例もあります。

メラミンスポンジで園児の痛ましい事故が発生。使い方には注意!

お客様やネットを見てると、そんな話ばかりなので、ホント気をつけましょうと声を大にして言いたいです(笑)

仕事でお客様宅へお伺いした時に、「あれ、なんかここだけ色が一部落ちてるな」という時は、だいたいメラミンスポンジで擦ったということが多いです。

ホント、これは知識として、ぜひ知っておいてほしいと思います。


なお、この件に関しては、以前も以下の記事で書いています。
よけしれば、ご覧ください。

ちょっと待て!キズ入りますよ!「メラミンスポンジ」使う時の注意点。

洗剤も使い方には注意

また、洗剤に関しても、同じような例がよくあります。

代表的なものは、カビ取り剤や漂白剤。

これもとても便利な洗剤の一種だと思います。
擦らなくても、かけて、放置するだけで、カビやヌメリなどがよく落ちて、手間いらずです。

でも・・・

それだけよく落ちるということは、とても強い洗剤だということです。
先程のメラミンスポンジと一緒で、使う場所を間違えると、大変なことになります。

うちのお客様から聞いた例では、壁紙汚れ、カビが気になったので、そこにカビ取りを使ったら、その部分だけ変色してしまい、結局クロスを貼り直したという話は聞いたことがあります。

これも、カビ取りや漂白剤を薄めたりして、希釈してうまく使えば、キレイになる可能性はありますが、洗剤の知識なしで安易に使ってしまうと、思わぬ失敗をしてしまうことがあります。

また、ハウスクリーニング業者さんが使うような、いわゆる”汚れがよく落ちる(強い)洗剤”は、そこらへんのスーパーやホームセンターではあまり売られていませんが、最近はネットでもそういった洗剤が普通の人でも手軽がに買えるようになりました。

知識なしで使うとまた大変なことに!

そういう強い洗剤を知識なしで使ってしまうと、素材を変色させてしまったり、傷めてしまうことになります。

また、素材を傷めるだけならいいいのですが、使った人の身体を傷つけたりしてしまうことにもなりかねません。
場合によっては、手術、入院なんてことになったら、元もこうもありません。

そういった意味でも、安易に使うことはしない、ちゃんと調べてから使うようにしてもらいたいと思っています。
と同時に、我々もプロとして、注意喚起、周知していく役目があるなと思います。 

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