やる気のある人間をつぶすような世の中は、なんか悲しい

2019年4月17日

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今朝の朝刊で、老人介護施設で働く28歳の職員のことが書かれていました。

この職員は、元トラック運転手をしていた方で、お年寄りのお世話をしたいとホームヘルパーの資格を取り老人介護施設に転職したそうです。

しかし、今月3月いっぱいで、またトラック運転手に戻るとのことです。

なんでかなと記事を読み進めていくと、今の老人介護施設や介護保険制度に問題点があることが書かれていました。
この施設では、いわゆる夜勤が交代であるそうですが、1人で全員の面倒を見るようです。

夜になると歩き回ったりするのを部屋に戻して寝かしつけたり、トイレの介助などでほとんど一睡もできず、休む暇もないそうです。

無理に寝かそうとすると、指をかまれたり叩かれたりで、夜勤が終わるともう疲労で倒れそうだと書かれていました。

自然と忙しさから口調もきつめになり、

「ひとりひとりともっと話しをしたり、相手の気持ちを考えて接したいが、忙しすぎてそんな余裕がない」

と話していました。

また、この職員はお子さんもいるようですが、夜勤などをやっても給料が月17万円位だそうです。

「この仕事は好きで転職したので、決していやなわけじゃないが、この先家族のことも考えると経済的に不安があるので、トラック運転手に戻ることにした」

とも書かれていました。

以前から老人介護施設で職員による虐待が取りざたされていますが、この問題は職員だけを責めるのもどうかなとも思います。

確かに虐待は許されないことですが、そういうふうになる過程には、必ず原因があるはずです。

人員不足からくる労働環境の悪化、職員の給料等、介護保険制度などいろいろなことが重なり合ってこういう問題が起こっています。

これから高齢者がますます増えていくなかで、高齢者はもちろん、介護関係で働く方々もみんな幸せになる方法を考えなくちゃいけない時代にきていると思います。

この職員のように、お年寄りのためにと思って、資格を取り転職したのに、こういう理由でやめるというのはなんかさみしいなと思います。

やる気のある人間をつぶすような世の中は、なんか悲しいです。

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この記事を書いた人

田中健司
仕事や育児等で忙しく、時間がない方に代わって、お掃除や洗濯、片づけなどの日常家事を代行する「家事代行サービス」の仕事を千葉県でしています。

会社員時代は、エンジニア。
その後、まったく真逆のアナログな仕事”家事代行”で独立。

そんな家事代行の仕事を通じて、感じたことやプライベートで感じたこと等を書いています。

家事代行サービス コンセント
https://www.kajidaikou-service.com/
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