飲酒運転に関する悲しい話「おかあさん、あちゅい・・・・」

2019年6月1日

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今日は、午前中に運転免許の更新に行ってきました。

視力検査や写真を撮り、最後に講習を受けてきましたが、その講習の中で、今年改正になった道路交通法の改正点の説明がありました。

その中で、危険運転致死傷罪成立のきっかけになった事故の話がありました。

ご存じの方も多いと思いますが、以前は交通事故などで適用される法律は、業務過失致死傷罪で、「5年以下の懲役若しくは又は100万円以下の罰金」でした。
飲酒運転などどんなに悪質で重大な過失があっても、懲役は最高でも5年までだったんです。

飲酒運転で亡くなった被害者側からすれば、軽すぎるだろうという気持ちです。

その罰則を更に重くした危険運転致死傷罪成立のきっかけになったのが、1999年の東名高速道路で飲酒運転のトラックに追突された車が炎上、幼い女児2人が焼死した事故だったそうです。

当時かなりテレビやマスコミでも取り上げられ話題になったようなので、私自身たぶん見ているとは思いますが、記憶にありませんでした。

事件概要は、

”1999年、千葉県に住む家族4人を乗せた乗用車が、東名高速において飲酒運転の12トントラックに追突、炎上。
後部座席に乗っていた当時3歳と1歳の姉妹が焼死。
父親も大やけど、運転していた母親は自力で脱出し、子供たちを助けようとしたが、チャイルドシートに乗せていたこともあり、炎のなか救出できなかったそうです。
被害者の運転手は、その前のパーキングエリアで食事中、焼酎とウィスキーを飲んで運転。
飲酒運転の常習者だった”

とのことです。

そして、この両親が、今後同じような事故が起こらないようにという願いから、危険致死傷罪成立に向け署名運動を始めたそうです。

しかし、最初はなかなか署名が集まらず苦労されたようですが、ある暴走族のリーダーが署名してくれ、それに続き、若者を中心に署名が集まり、成立にこぎつけたそうです。

そして、一番悲しかったのが、この母親が最後に聞いた子供の声が、

「おかあさん、あちゅい・・・・」

だったそうです。
目の前で苦しんでいる我が子からの助けの声。

正直辛いです、この言葉。

罰則が厳しくなった今でも、いまだに飲酒運転をする人がいます。
防げない交通事故も確かにありますが、飲酒運転による事故はひとりひとりがしっかりしていれば絶対に防げるものです。
これから年末年始、お酒を飲む機会も多くなりますが、飲んだら運転しない、させないをみんなで実行し、こういった悲しい事故は二度と起こってほしくないと思います。

最後に、以下の手記に、事件の詳細と危険運転致死傷罪成立の経緯が書かれています。

酒酔い運転による事故は、出会い頭の衝突事故や、わき見運転などの、いわゆる過失による交通事故とは明らかに違うと思います。運転手は、自分の意志で「お酒を飲む」ということをし、なおかつその後に「車を運転する」という2つの選択をしているのです。事故は偶然起きているわけではありません。

ここにも書かれているように、飲酒運転事故は「偶然」ではありません。
自分の意志でお酒を飲み、車を運転していますので、その結果人を死なせてしまえば、殺人と変わりはないと思います。
ぜひ一読していもらえればと思います。

被害者ご夫妻の手記はこちら



この記事を書いた人

田中健司
仕事や育児等で忙しく、時間がない方に代わって、お掃除や洗濯、片づけなどの日常家事を代行する「家事代行サービス」の仕事を千葉県でしています。

会社員時代は、エンジニア。
その後、まったく真逆のアナログな仕事”家事代行”で独立。

そんな家事代行の仕事を通じて、感じたことやプライベートで感じたこと等を書いています。

家事代行サービス コンセント
https://www.kajidaikou-service.com/
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