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目的と手段を混同しない

よく目的と手段を混同するなと言われますが、往々にして、手段が目的になってしまうことがあります。

よく就職に役立てようとか独立開業するために資格を取得しようとする時に、本来の目的は、就職なり独立すること、そのために資格を取るという手段があるわけです。

しかし、資格を取ることばかりに気を取られ、資格を取ったらそれで満足してしまい、資格取得が目的化してしまうケースも見受けられます。

実は、最近、私もそんな目的と手段を履き違える失敗を経験しました。

うちで働いてくれているスタッフさんの誕生日には、私からスタッフさんに向けて、楽天グリーティングという楽天のサービスを利用して、毎年誕生日メッセージを送っています。

そのメッセージは、スタッフさんに向けて、今までの仕事ぶりや思ったこと、感じたことを私なりに考え、時には下書きをして書き直し、それなりにその時の思いを綴ったメッセージにしています。

また送る時は、事前に知らせず、いわゆるサプライズという形で、ちょっと驚かせたいなという気持ちも含まれています。

そのメッセージは、スタッフさんのPCメールアドレス宛に送るのですが、悲しいことにそのメールに気づいてもらえないことが少なくありません。
私は、普段PCメールは毎日チェックするほうなのですが、誰でも1日に1回くらいはメールチェックするだろうと思っていたのが、そもそもの間違い。

うちのスタッフさんはメールを毎日チェックしない人のほうが大半。

そのため、結局メールに気づかず、誕生日が終わってしまうことが何度かありました。

とても残念というか、非常にイタイです (笑)

しかし、よくよく考えれば、目的は、誕生日メッセージを相手に読んでもらうこと。
メッセージを送る手立ては目的ではありません。
あくまでも手段です。

しかし、メッセージを送ること自体にこだわってしまい、本来手段であるはずのことが目的になってしまっていました。

ちょっと気をつけないと、こういった手段が目的化してしまうケースもあります。

本来の目的は何か?

これは常に気にかけていたほうがいいかもしれません。

そうしないと、私のようにイタイ思いをすることになります。

これからは、誕生日メッセージを送る手段にはこだわらず、確実に相手に見てもらえる方法を考えたいと思います。

それにしても、ヘンなところにこだわって、我ながらバカだなと思います・・・・。

 

 

 

 

 

 

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