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家事代行は一日にしてならず

家事代行サービス業を始めて、もうすぐ約10年。

今だから言えますが、最初に始めた頃は、私自身、すごい甘い考えでこの仕事を始めました。

どう甘いかというと、家事だから、普段家事をやっている主婦を集めて、お客様のところへ行ってもらえばいいだろうくらいの考えでした。

それがそもそもの間違いで、開業後は、お客様からしょっちゅう怒られ、

「こんなんじゃお金払えないわよ!」

とか

「便器だけを掃除するのが、トイレ掃除じゃないわよ!」

などなど
いま思い返しても胃が痛くなる思い出ですが、それがあったからこそ、今のうちのサービスの基礎ができたと思っています。

もちろん、始める前には甘い考えではあったにせよ、いろいろ考え、それなりに準備してスタートしたつもりですが、どの仕事でもそうですが、当初の想定通りにいくわけなんてありません。

苦情、トラブルの連続・・・・。

そのころに比べれば、もちろん経験値が上がったせいもありますが、最近はあまり
「これは困った!どうしよう?」という夜も眠れない事案はなくなりました(笑)

それにしても、この仕事は、思った以上に手間がかかり、スタッフさんたちのこと、お客様のこと、気苦労が絶えず、10年やってきても、まだまだ奥が深い仕事だなあというのが正直な感想です。

「ローマは一日にして成らず」という言葉がありますが、

私にとっては、

「家事代行は一日にしてならず」と言えるかもしれません。

これからもどんなことが起きるかわかりませんので、気を引き締めていきたいと思います。
(それはそれで楽しみではあるんですが)

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