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思い込みで仕事をするのは、とても危険

「スタッフニュース」というスタッフさんたちに読んでもらうニュースレターのようなものを、毎月の給与日にスタッフ全員に送っています。

うちのような訪問型の仕事の場合、スタッフ全員が事務所に毎日来るという業務形態ではないので、しょっちゅうコミュニケーションが取れるわけではありません。
また、普段スタッフさんたちは、基本直行直帰なので、直接顔を合わせる機会もそれほど多くありません。
そのため、私からスタッフみんなに伝えたいこと、情報共有等のため、この「スタッフニュース」を書いています。

そんな今月のニュースレターでは、「思い込みで仕事するのは危険」という内容のことを書きました。

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”思い込み”だけで仕事をすると、時には失敗することも

家事代行の仕事は、共働きのお客様が多いため、お客様がお留守の時に、お預かりしている鍵で、入室、作業することがとても多い仕事です。

ですので、もしなにかわからないこと、お客様に確認したいことがあっても、すぐに確認が取れません。
(お客様も仕事中なので、電話もなかなか繋がりません)

そんな時、自分の”思い込み”だけで仕事をしてしまうと、時には失敗してしまうこともあります。

自分は普段こうやってるから、たぶんそうだろう、こうやればいいんだろうと自分の思い込みだけでやってしまうと、実は違っていたということがたまにあります。

エアコンがつきっぱなし、それは・・・

たとえば、お宅に訪問したら、エアコンがついたままということがあります。

しかし、これが消し忘れなのか、あえてつけっぱなしにしているのかは、我々にはわかりません。
(夏、帰宅した時に部屋が暑いのがいやで、いつもエアコンはつけっぱなしというお客様は一定数います)

そもそも、エアコンはつけっぱなしにするはずはないというのは、自分の思い込み。
そんな思い込みで、エアコンを消して帰ると、実は「いつもつけっぱなしなので、消さなくていいです」ということもあります。

“スポンジで擦ったから汚れは落ちてるはず”という思い込み

また、スタッフさんが掃除をしている時に、スポンジで擦っているんだから、汚れは”落ちているだろう”という思い込み。
こういった思い込みをしてしまい、作業後のチェックが不十分になってしまうと、実はまだ汚れが残っていたということにもなりかねません。

そして、不在のお客様宅では、退室時に窓や玄関の鍵が締まっているかなど、戸締りは必ず確認します。
ただ、窓が締まっているか確認する時、少し離れた位置から窓を見て確認しただけでは、本当に閉まっているのか、施錠されているのかはわかりません。

「目で見て、手で触って」確認する

実際、窓の前まで移動して、ロックがちゃんと締まっているか、「眼と手」「見て、触って」確認して、初めて確認したと言えます。

こういったケースも、先程と同様に、ただ締まっていると思い込んでいるだけです。
ですので、この”思い込み”というのは、とても危険なことだと思います。

こと仕事に関しては、思い込みで仕事をするのは、いつか失敗やミスに繋がります。
もちろん、失敗は誰でもすることはあるので、絶対に防ぐことはできませんが、失敗を防ぐ手立て、仕組みは必要です。

こういった”思い込み”や”凡ミス”を防ぐだけでも、失敗は少なくなると思います。

思い込み・・・常に意識していないと、ついやってしまいがちなので、危険ですね。
気をつけましょう!

 

 

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