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公平と平等

最近、ある方のブログを読んでいたら、公平と平等について書いてありました。

「公平と平等」

この違い、わかってるようでいて、よくわからないところがあります。

また、人によっても解釈の違いがありますし、念のため、ネットで調べてみても、いろいろな考え方があります。

それらの中で、私がこんな感じかなと思うのが、以下の説明。

公平とは、過程が公正(フェア)であることです。
誰にでもチャンスが与えられるなら、どのような結果になっても恨みっこ無し。
チャンスを活かす者、活かせない者がわかれても仕方なし。
勝ち組負け組などの格差が出る事も認めます。
これに対して平等とは、誰でも同じでなければならないというものです。

実は、以前、スタッフさんたちのことで、この公平と平等について考えたことがあります。

うちのスタッフさんの年齢層は、主に30代~60代まで様々。

60代の人でも、高齢だからといって、面接をしない、応募を断るということはしていません。

働く意欲があれば、基本ウェルカムです。

そういう意味では、公平

しかし、以前ちょっと思ったのが、今の60代はすごい元気なのはたしかなのですが、やはり若い人と比べてしまえば、疲れやすいなど体力的に劣る、仕事のスピードも遅いという人も中にはいます。

そういった場合、みんな同じ時給、同じ仕事内容でいいのだろうか?という疑問がふと湧いてきました。

ただ、みんな同じ仕事をしているのだから、その出来、不出来によって、時給に差をつけることはいいと思ってます。

しかし、私自身が高齢の人にも働いてほしいと思っているなら、そのあたりの高齢的な事情も考慮して、仕事内容も考えなきゃいけないんじゃないの、という疑問。

60代の人がどのくらい体力的にどうなのかは、私も実際その年にならないと、正直わかりません。

だったら、若い人とは給料も変えて、仕事内容も高齢者向けの仕事を新たに作ったほうがいいんじゃないかということも考えたりしました。

「がんばり度、貢献度」

でも、やっぱりそれはちょっと違うなと思い直しました。

働くチャンスは、若い人でも高齢の人でも公平に与える。

その上でがんばっている姿を見せてほしいと思っています。

高齢に人から時々耳にする私の嫌いなセリフがあります。

「もう年だから、若い人のようにはできない」

これは言い訳にしか聞こえません。

はっきり言って、若い頃よりも体力的にだんだんきつくなるのは、すでに承知済み。

それが前提でがんばってほしいと思っています。

 

もちろん結果も大事ですが、できる限りがんばっている、努力している姿勢を見せてほしいと思います。

たとえ、結果がさほど良くなかったとしても、それまでのプロセスを重視します。

まあ、これは経営者としては、ちょっと甘いのかもしれませんが、それでいいと思っています。

そうやって、がんばっている人、努力している人を評価してあげたい、そう思います。

ですので、若い人、高齢の人問わず、私が評価する基準は、がんばっている人、うちに貢献してくれる人です。

そういうところは、思いっきりえこひいきします。

仕事を頼んだら、進んで受けてくれる、やってくれる。

自分から率先して、やってくれる、提案してくれる、そんな人が好きです。

なかには仕事を頼むと、いやいや、なんだかんだ言ってなかなか仕事をしてくれない人もいます。

はっきり言って、どちらのタイプを優遇するかは、明白。

なので、決して成果主義というのはあまり好きではないのですが、勤続年数よりも貢献度で給料にも差をつけています。

そんな考えで仕事をしています。

 

 

 

 

 

 

 

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