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高齢になって働く時に気をつけたほうがいいこと

うちの仕事は、他業種から比べると、スタッフさんの平均年齢は高め。

だいたい30代~上は60代まで幅広い年齢層の人に働いてもらってます。

今は定年になっても働く人が多くなりましたし、年金だけでは生活できないので働かないといけないという人も多くいます。

また、国も1億総活躍社会を推進しています。
私もたとえ生活するお金の心配がなくても、社会に出て働き続けることは、いろんな意味でいいことだと思ってます。
だからこそ、働く意欲のある高齢者の方には、これからもうちで働いてほしいと思っています。

ただ、今まで多くの高齢の人たちに働いてもらってきたなかで、雇用する立場からいろいろ気づくこと、これから高齢になって働く時にぜひ知っておいてほしいことがあります。

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謙虚さ

年を取れば取るほど、一番気をつけなければいけないことは、これだと思います。

一緒に働く同僚がみんな年下ということも多くなると思いますが、今までその人が働いてきた環境とは違います。
いってみれば学校出たての新人と一緒です。

今までの仕事上の経験や人生経験はこれからの仕事にも役に立つと思いますが、新しい仕事では一からのスタート。
決して、同僚を年下扱いしたり、偉そうに説教ぶってはいけません。


でも、それまでの仕事、以前の会社にいた時の気持ちのままで仕事をしようとする人が結構多いんです。

ぜひ、この「謙虚さ」ということは特に気をつけたほうがいいと思います。

そうそう、タレントの高田純次さんが以前TV番組の中で言ってましたが、

「歳をとってからやってはいけないこと」は「説教」と「昔話」と「自慢話」だそうです。
たしかにその通りだなと思います。

ついついこういうことは言いたくなっちゃいますから、気をつけましょう。

新しいことへの意欲

これはうちのスタッフさんの中でも特に60代の人に多い傾向ですが、いままでやったことがない仕事にはかなり消極的です。
それまで自分がやったことがあること、経験してきた仕事は問題ないんですが、未経験の仕事になると、とたんに嫌がります(笑)

もちろん自分ができること、得意なことが一番だと思いますが、こと仕事という観点でいうと、よほどの理由がない限りはやってもらわなければ困ります。
「これこれの仕事をやってください」とお願いした時に「いや、これは私はやったことがないので、できません。やりたくないです」という人が実際にいます。

もちろんやったことがないことへの不安はあると思います。
でも、やる前から無理と決めつけてしまうから、いつまでたってもできないわけです。
実際にやってみれば、「意外とできるじゃん!」ということが結構多いと思います。

できないという前に、まずやってみましょう。
やってみなきゃ、できるかできないかなんてわからないですよ。

新しいことをやる意欲・・・これは他の人や上司からの評価も高くなると思いますよ。
少なくとも私はそういう人を評価します。

その3 「年だから」という言い訳をしない

これも結構聞く言葉ですが、仕事上でできないことがあると「私はもう年だから・・・」という人がいます。
これ、はっきりいって、言い訳にしか聞こえません。

こんなこと言うといけないかもしれないけど、雇う前からそんなことはすでにわかってます。

それは承知の上で働いてもらってるんですから。。。

そんなことを言ってる私だって、今は20代の若い頃と同じようには動けませんし、年齢を重ねればできなくなること、遅くなってしまうことは多くなってきます。


それでも、できるように努力してほしい、頑張る姿をみせてほしいと思っています。

もちろん仕事なので結果も大事ですが、そこまでの過程も大事です。

ぜひ、年だからできないという言葉は口にしないようにしましょう。


特に若い人はこういうこと言われると嫌がると思いますよ。

全然若くないオッサンの私でもイヤですから(笑)

以上、まったくの私個人の意見ですが、こういったことなどが高齢者の求人が少ない理由のひとつかもしれません。

以上、私が感じている「高齢で働く上で気をつけたほうがいいこと」でした。

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