巷にあふれる謝罪会見
テレビやネットを観てると、謝罪会見の場面がよく目に入ってきます。
芸能人の謝罪会見だったり、企業の謝罪会見、謝罪文の掲載だったり・・・
つい最近、目にした芸能人の謝罪会見では、俳優 原田龍二さんの不倫騒動の会見や元KAT-TUNの田口淳之介さんの保釈時の謝罪(土下座してましたね)がありましたね。
また、企業の不祥事によく目にする幹部社員やトップが90度お辞儀をする謝罪姿も日常茶飯事になりました。
謝罪のやり方次第でその後が決まる
同じ謝罪でも、謝罪のやり方、話し方によって、その後の世間の反応も分かれます。
もちろん、その場限りの謝罪でなく、その後の改善、防止策など、今後どういう行動をしていくのかということが大事です。
いくら口先だけで、その場を収めようとしても、その後も何も変わらないようなら、「あー、実は悪いとは思ってないんだな、その場しのぎの謝罪だな」と本心を見破られてしまいます。
ヘタに誤魔化そうとしたり、真実を隠し、嘘の対応をしていると、火に油をすすぐ形になり、さらに事態が大きくなってしまいます。
もう素直に自分や会社の非を認めて、謝ってしまったほうが後々の評価も変わってきます。
原田龍二さんの謝罪会見は好印象
そういう意味では、先述の原田龍二さんの謝罪会見は、私は好印象を受けました。
まあ、たしかに妻子がある身で不倫をしたのですから、原田さんの家族のことを考えると、その行為は肯定はできません。
しっかり反省してもらえればと思いますが、その謝罪はわれわれ第三者に対してではなく、関係者に対して、しっかり謝罪すればいいわけです。
そもそも、こういったよくある芸能人の謝罪会見って、いったい誰に対して謝ってるんだろう?
そもそも、会見を開く意味がある?とも思ってしまいます。
とりあえず、そういった芸能人の謝罪のことは置いといて・・・
非を認め、早く謝罪したほうがダメージは小さくなる
こういった謝罪のケースを見ていると、あっさり非を認め、早く謝罪したほうが、のちのちの評価も良い方向へ向かう気がします。
逆に、ヘンに繕ったり、誤魔化して、結局は最後に嘘とバレてしまったほうが、世間からの風当たり、バッシングも強く、その後の影響も大きくなりがちです。
たしかに非を認めれば、自分、自社へのダメージはそれだけ大きいですし、信用や信頼は一気に失墜します。
しかし、それは身から出た錆ですし、これからどうするかは、自分たちで何とかするしかありません。
また、よくそういった不祥事の際の危機管理の専門家もいますし、そういった事態に対応するマニュアルもあるらしいですが、所詮小手先のテクニックだけでは気持ちは伝わりません。
謝罪もテクニックより気持ちが大事
やはり、最終的には、責任をどこまで負う覚悟があるかだと思います。
その覚悟が本物であればあるほど、早期再生、早期再建も可能じゃないかと思います。
気持ちがどれだけ本物か
気持ちがいかに伝わっているか
が大事なんだと思います。
テクニックも大事ですが、やはり人の心を動かすのは、気持ちなんだよなと思います。
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